内藤三重子さんのこと

日本から帰ってきた友達が本を買ってきてくれた。
内藤三重子さんのことというタイトル。
文章を書いているのは内藤三重子さんの息子さんのパートナー、村椿菜文さん。
お話の中に、机の角に足の小指をぶつけたとき、普通ならくそっ!とかいってしまいがちなのに、ママはそいうとき、痛みをこらえて机に謝ってしまう人。形ある物にはなんでも神様がいると思うという。
ああーそんなこと考えたこともなかったよー机ー。
内藤三重子さんは今73歳で1960〜70年代に『私の部屋』という雑誌で、イラストや手芸小物の作り方の記事を書いていたひと。90年代からは流木を使った家具や人形を作り始め現在も制作しつづけているらしい。
当時のわたしの愛読書でもあった『私の部屋』。
確か洋服についてるタグをパッチワークして作る小物入れの作り方を発見して感動し、家中の服のタグを外しまくって一気に制作したのを覚えている。その小物入れは今でも持ってる。たぶんそのタグ・パッチワークの記事が内藤三重子さんのものであった気がする。
彼女は今までの人生でたくさんの愛をさずかり今はそんな人々のために、最後の日まで『ありがとう』を作り続けていきたい。と書いてあった。
何かをづっと続けられるのは特別な才能だと思う。

日本でこの文章よんでくれている人のために、シドニーの青空うつしてみました。
まったりきーつ(顔こわい?)はおまけ。

うほうほな拾いもの

朝、パンを買いに行くのに、石の階段を上がっていると、電信柱に立てかけられた木箱ひとつ。
近づいてみてみるとちいさなドアの付いた棚。下にはアンティーク風のフックが二つついてる。
ラッキー!パンは後にしてすぐに家に持ち帰り洗ってキッチンにつけてみた。なかなかいいかんじ。なかに猫小物いれたみたよ。うほうほ。
家の付近は百年くらい前の家とかいっぱいあって、いま階段の上の家はリノベーションしているのです。きっとモダンな家になるんでしょうねぇーわたしは古い感じがすき。

アンディ・ウォーホルと猫

私の猫ものコレクション、日本の本屋でバーゲンになっててセットで2800円だった。一冊はアンディ・ウォーホルのおかんが書いた猫達で、いろんな帽子かぶってたりする。もう一冊はポストカードにもなってるアンディ・ウォーホルのカラフルな猫シリーズすべてsamと呼ばれてた猫らしいけどみんな顔がちがう。2冊セットでカバーに入ってる。装丁もかわいいとよも秘蔵の本でした。ちょっとフェルと作品といっしょに撮影してみました。

猫の仕事

仕事の資料を探すのに、オーストラリアンヴォーグ(お料理あんどトラベル版)をめくっていたらウエディング特集の写真の中に、ぐっすりくつろいだ表情の猫が。。。なぜにこのシーンでおまけに野外でわざわざ猫が必要なのか?かわいいけどねぇ。
もう一枚はマリークレールのカレン・ウォーカの別荘特集(ニュージーランドのファッションデザイナー)にでかい虎猫発見、なまえはチキン。
ご主人様と一緒に別荘につれてきてもらえるらしい。カラー写真のソファーらしきものは、オークションでゲットした古い電車のシート。大切にされてるのに、チキン目つき悪すぎじゃない。
カレン・ウォーカのつくるアクセサリーはドリーミィで可愛いよ。

ダグラス アンド ホープ

パディントンの裏の小さな店でみつけた、この鹿の模様のキャンドル、オーストラリアのメルボルンのちいさな会社douglas and hopeで創られてるらしい。帰って検索してみたらほかになんと、ねこのろうそくがあった!なにげないスモーキーなカラーとなんとなくふるめかしい様がとでもかわいいではないですか。耳の垂れた犬のバージョンもあるよ。このブランド、とよものいちおし。
写真ブログにのせてもいいか問い合わせしたら、載せてもいいってすぐ返事くれたし。
http://www.douglasandhope.com.au/

ロゼールのおふらんす雑貨


シドニーの小さな港町バルメイン、岬になってるので不動産屋は、バルメインペニンシェラと言う名前ではくをつけている。そんな金持な地域のご近所さんから、見栄えが悪く、古いというだけできらわれてる”どくだみ壮”に私は住んでいる。
バルメインの、ダーリングストリートをフェリー乗り場からのぼってゆくこと、40分くらいで隣町のロゼールに入る。そこにあるlola etmoiなんと読むのか、分からないけどシドニーにはめずらしく、かわいい物が見つかる店。
東京のジュウ・ドゥ・ポゥムに似たかんじかな。もっとちいさいけど。
http://www.lolaetmoi.com.au/
http://www.paumes.com/upper.html
そこで先週見つけた、子猫、子犬、こうさぎ、のコースターセット。リアルな猫ってなぜいつもこわい顔してんでしょうー。

シドニー若気の至り猫の壷

かれこれずっと昔、シドニーでガラス工芸コースに通ってた頃、生徒のエキシビジョンがありそこでたったひとつ気に入った猫の壷?
細い筆でリアルに書き込まれた猫とカジュアルな肉球のコントラストが変でもあり、新鮮でもあったのか?たぶん100ドルくらいしたけど、欲しいと思った。そしてどんな人が創ってるのか知りたくて先生に聞いて作者に会いにいきました。そのころは、わたしの英語はタドタドで喋るの嫌いだったのに、自分がやりたいことはそんなの気にせずに前進あるのみ!というポジティブ根性はあった。そのひとはuliという名前(女性)でブロンテというボンダイビーチのとなりの小さな砂浜のまえの古びたアパートにパートナーとすんでいました。窓はずっと明けっ放しで目の前には、ビーチでくつろぐひとびととその笑い声。
当時さむい、きたない、ふるい倉庫に住んでた私にはなんとも夢のような生活でした、かぽかぽとコーヒーをいれてもらい、リラックスしていろいろはなせた。
妹が日本で猫グッズの店やってるので、猫のカップいくつかつ制作しもらえませんか?買いますのでと、情熱の入ったタドタド英語で伝え、何週間かのち6つくらいの出来上がったカップをみた。壷とは全然違う、太いラインで書かれた変な猫のカップ。今考えたらどういうのがいいとか何も伝えてたかったから仕方ないと思う。その時たぶんいくつか写真とってけいと屋ニコルにおくったとおもうけど、『かわいくないやん』、という店長のひとこえでおわり、わたしは自分用にいっこかったけど、2000年に割れちゃったぜ。uliは猫のカップ人気でみんな売れたわよ!といってたなぁー
猫の壷かわいいやん