シドニー若気の至り猫の壷

かれこれずっと昔、シドニーでガラス工芸コースに通ってた頃、生徒のエキシビジョンがありそこでたったひとつ気に入った猫の壷?
細い筆でリアルに書き込まれた猫とカジュアルな肉球のコントラストが変でもあり、新鮮でもあったのか?たぶん100ドルくらいしたけど、欲しいと思った。そしてどんな人が創ってるのか知りたくて先生に聞いて作者に会いにいきました。そのころは、わたしの英語はタドタドで喋るの嫌いだったのに、自分がやりたいことはそんなの気にせずに前進あるのみ!というポジティブ根性はあった。そのひとはuliという名前(女性)でブロンテというボンダイビーチのとなりの小さな砂浜のまえの古びたアパートにパートナーとすんでいました。窓はずっと明けっ放しで目の前には、ビーチでくつろぐひとびととその笑い声。
当時さむい、きたない、ふるい倉庫に住んでた私にはなんとも夢のような生活でした、かぽかぽとコーヒーをいれてもらい、リラックスしていろいろはなせた。
妹が日本で猫グッズの店やってるので、猫のカップいくつかつ制作しもらえませんか?買いますのでと、情熱の入ったタドタド英語で伝え、何週間かのち6つくらいの出来上がったカップをみた。壷とは全然違う、太いラインで書かれた変な猫のカップ。今考えたらどういうのがいいとか何も伝えてたかったから仕方ないと思う。その時たぶんいくつか写真とってけいと屋ニコルにおくったとおもうけど、『かわいくないやん』、という店長のひとこえでおわり、わたしは自分用にいっこかったけど、2000年に割れちゃったぜ。uliは猫のカップ人気でみんな売れたわよ!といってたなぁー
猫の壷かわいいやん

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