日本から帰ってきた友達が本を買ってきてくれた。
内藤三重子さんのことというタイトル。
文章を書いているのは内藤三重子さんの息子さんのパートナー、村椿菜文さん。
お話の中に、机の角に足の小指をぶつけたとき、普通ならくそっ!とかいってしまいがちなのに、ママはそいうとき、痛みをこらえて机に謝ってしまう人。形ある物にはなんでも神様がいると思うという。
ああーそんなこと考えたこともなかったよー机ー。
内藤三重子さんは今73歳で1960〜70年代に『私の部屋』という雑誌で、イラストや手芸小物の作り方の記事を書いていたひと。90年代からは流木を使った家具や人形を作り始め現在も制作しつづけているらしい。
当時のわたしの愛読書でもあった『私の部屋』。
確か洋服についてるタグをパッチワークして作る小物入れの作り方を発見して感動し、家中の服のタグを外しまくって一気に制作したのを覚えている。その小物入れは今でも持ってる。たぶんそのタグ・パッチワークの記事が内藤三重子さんのものであった気がする。
彼女は今までの人生でたくさんの愛をさずかり今はそんな人々のために、最後の日まで『ありがとう』を作り続けていきたい。と書いてあった。
何かをづっと続けられるのは特別な才能だと思う。
日本でこの文章よんでくれている人のために、シドニーの青空うつしてみました。
まったりきーつ(顔こわい?)はおまけ。