私があるいていると、何処からともなく現れ、1メートルくらい手前でごろんとよこになり、くるくる背中を地面にすりつづける山田君。
でもこのまえ見たら誰がきても、即座に地面すりすりして、なでてもらぅている。。。
なんや。
ご主人様は近所のおぼっちゃんで、ごろごろしてても坊ちゃんの姿をみとめると、しゅーっと耳を伏せてそっちにいってしまう。厳しくしつけられてるかんじ。坊ちゃんは山田くんを山田くん!とはよばない、なんかハイカラな名前だった。
キーツ(おんなのこ)は、山田君にだけはなぜだかファーッ!といわない。誰にでもなつくオトコやのに。。。
すべて、手縫い、肩にはレース編み、むねにはスモッキングのトップ。
先生が毛糸をユーカリで染めてつくってくれた、ワイルドぽんぽん襟巻き。
夏なのになぜか、さむいので、一人で毛布にくるまるきーつ。