それは1年前くらいのことじゃった。
買い物帰りに道をプラプラあるいていると
どこからともなく、うぎゃーおーん、うおぉおおーん
すごい叫び声が。
声をたよりに小道に入ると、7人のコビトのお家のような
こわれかけた、でもわたしには可愛い家があって
声はその中から聞こえてる。
扉はしまっていて、後ろの窓からも中は見えない。
苦しそうな声を気にしながらもその日は帰る。
その後何回か買い物帰りにその小屋をみにいってた
4回目くらいにとよもは見た!
すごいおおきくて
すごいとしより
すごいぶすっぽい
じいじぃ猫が小屋の前にうずくまってるのを、このお方の声だったんだ。
近くで見たい、できるならお写真も撮らせてほしいとおもったけど、ねこの横には
こわそうな飼い主らしき男の人が。。。
なのでそのひとに話しかけて、『お猫様のお写真を』とかは
わたしは言えない。
しかし今日やっとその日が来た。
小屋の前に猫じいじぃ
飼い主はむこうのほうで、なにか組み立ててる
いまがちゃんすや
右の下の植木鉢の横に白いのがみえる?
もっとよってみましよ。
えっ!ふつうの猫やんって?
アップします。
まるで体が地面にくっていてるような、堂々さ(人が来ても逃げないということね)
背中はすこしはげているものの
今はそんなに苦しそうな声もださず
しっかり堂々と人生をまっとうちゅうの
じいじぃ
はなぐろ