イタリアンは熱々

5年くらい前にイタリアンクッキングクラスのアシスタントを月に2−3回土曜日にしてた。
アシスタントは日本人ばかり3人で二人づつのシフトでまわってた。先生はもちろんイタリア人でけっこう熱い人、情にもあついが怒るともっとも熱い。
とよもは、梨とラズベリーとロケットのサラダ用にスライスした梨が薄すぎる!と言われ全部ごみばこにガッサリすてられた。いまだにそのショックかげんはおぼえてる。そりゃあわたしがわるいのだけど。。。
それでもわたしたちは、仕事が一息ついたときに残ったパスタ分け合い、おたがいにまぁまぁまぁとワインをつぎあい、キッチンでぐいぐい飲んでいた。
どうすれば小麦粉と卵のべったり付いたスパチェラ(パスタを作る時につかう道具)を早く奇麗にできるかとか、鶏肉はどう切れば、きれいなシュニッチェルになるのかとか、おたがいに研究したりしながら、『この経験を本に書く!題名は”スパチェラを洗いながら”や!』とかわけのわからんこと言ってたなぁ。今でもそのころのアシスタント3シスターズはなかよし。
先生はきびしいけどアシスタントを一人づつそのクラスに参加させてくれる太っ腹なところもあった。クラスはその頃でも100ドル以上してたとおもう。
その先生がイタリアンクッキングの本を出版。イタリアに生まれた女の子が小さいときから大人になるまでのストーリィにあわせて料理を紹介してある。さすが先生、いままでにないイタリア料理の本に仕上がっている。
感動したのは、本出来た時に制作でお世話になった人々を招いたブックローンチ、とよもはいま先生の名前で発売するオリーブオイルやスープストックのラベルのデザインやらせてもらってるので、参加できたのです。
先生は素敵なパーティドレス着てたけど、料理がふるまわれる時にはキッチンに入ってドレスのまま長時間大奮闘、ドアの隙間からその姿を見て、目頭があつく。。。
30人くらいのゲストだったので、たぶん前の日からストックを作ったり,パンを焼いたりすごくたいへんだったとおもう。
料理は本に載ってる物をすこしづつ,可愛くプレートに盛り合わせて新しい工夫とかもいろいろされてて、感動。ほんとうに心込めておいしいものをつくって食べさせてあげる!というこれまたほとばしるようなあつあつの情熱を感じさせられ、お腹もはちきれそうになった夜でした。
先生ってすごーーーくいいひとだ。
先生のクラスのサイト、パスタの作り方を体験出来てフルコースのイタリアンを先生が目の前で作ってくれた、熱々てをたべれる、ワインもどんどんついでくれるよ。
http://www.cucinaitaliana.com.au/

LIGHT OF LUCIA
by Luciana Sampogna
Murdoch Books

“イタリアンは熱々” への4件の返信

  1. とよせん 流石 素敵な経験 してはりますのー (;。;) やっぱ プロシュートや!?

  2. 人は毎日いろんな人と接するけど、最近すごくいい人たちがまわりにいるなぁ〜とおもうよ。
    ハーバーフィールドではプロシュートの切れ端パック3ドル。
    切れ端でも味は一緒プロシュート

  3. とよもちゃん、この本をボーダーズで見て、「素敵すぎ〜!」って思ってたんだ。
    高すぎて買えなかったけど、もしかして、とよもちゃんのブックデザイン?とか思って名前を探したんだけど、もとアシスタントだったとは・・・驚き!
    とよもは奥が深い・・・。

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