ひつじ狩りではなくみかん狩り

13才の友達家族にシドニーのホークスベリーリバー沿いにあるみかん畑につれてってもらいましたよ。http://www.fordsfarm.com.au/home
masamuneという名前の日本のみかんを育てていてそれが甘くおいしいらしい。
糖度の高い日本の果物に比べるとオーストラリアの果物は全体的にすっぱい。
もう収穫シーズンのおわりで、木の下にはぼとぼといっぱいみかんが落ちていて、その場でみかんを食べた人がすててゆくみかんの皮もいっぱいで、なんだか荒れていたみかんばたけ。
とよもの田舎が和歌山でみかん作る農家だったのでそこから田舎のおばちゃんがでてきそうで、なんだかなつかしかった。みかんは1キロ2ドルでわたしたちはバケツに3杯くらい収穫して、みかんジャムやらプラムジャムやらを購入。
とよもは、みかんにはあまり興味がなくひとりで羊のところでせっせと羊に草を取って食べさせてた。フェルト製作のため羊の毛をいつも買うのでひつじの毛を実際見てさわってみたかったし。
羊の毛は先の半分は束になって別れてるけど,その下は毛と毛がびっしりくっついてた。そのくっついてるところ指で分けると皮膚までたどりつく、上半分はドロで汚れるけど下半分は綺麗でふわふわだった。あーほしいなぁこの羊毛。白いひつじ、茶色いカールした毛の羊、白とベージュの羊いろんな羊毛がいっぱい。とよもはみかん狩りより、ひつじの毛狩りがしたかった。

群れの中でいつまでも,向かい合っておでこを強くぶつけあうような事してる羊もいた。ぶつかるたびにすごい音がなって『うわぁ、いたっ!』と叫んでしまうくらいはげしかった。
小さな柵の中で、いつも喧嘩してないとっけないのはつらいなぁと13才の友達と『けんかだめ!』とか叫んだけど、いつまでも羊はおしつおされつおでこを激しくぶつけあう。
おとなしいイメージだった羊のだけど、喧嘩するんだね。

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