『獣道!』よこみち

いつものブッシュウォーク友だちと歩いた時。
その友だちは、チョウチョのようにいろんなものにふわふわひきつけられてた。
いつものみちを、いつものとおり歩いたとき
『獣道!』
とふわふわが言った
ここへすすめ
みたいな流れをふわふわはみのがさなかった
そんなところにひきこまれれば、迷子になるよとおもいつつ
足はながれにひきこまれ、ずんすん
底なし沼ちゃうん?とかいいながら
そしたらそこには、滝
ちょっと泳げそうな滝壺と幻想的な苔シダ類
いつもの道とは全然違う
普通ならひとりなら気づかない
『獣道!』よこみち
そのさきには、あたらしいものがある

あったらいいなぁ猫のいる保健室

とよものもうそう 
小学校で何だかやるせない気分になって、そしたらげぼでて
保健室。
白いシーツにくるまれて、みんなべんきょうしてるよなぁとおもいながらねてる。
いいなぁ
でも、こころのそこに、いいのかなぁねてて。みたいな
ほんで、てをのばせばしーつのなかにはふんわかりん
なになにこれ
ふんわかりん、ねこねこねこ
保健室にねこねこねこ
いいなぁ、いいんかなぁなんか軽々とびこえて
いいなぁだけになるこころ
猫がいるだけでこんなにかわるとよものきもち。
猫は医大じゃあなく偉大だわぁ
※いいのかなぁとおもうってるひと、いいんですそれで!