『ワキワキやで』

ドングリキンカク菌の陶芸作品に苔を入れて、うれしがっていたのも一日だけ。

次の日にバーンと音、何かなといってみると作業台の上に立てかけてた額が風で倒れて、キンカク菌に命中してるやん。全部のキンカク菌と小鳥が無惨にも折れてドングリだけに。。。なんか額たてかけたときに、こうなることは頭の中にイメージとしてあったけどやっぱり現実化したなぁ。でもまぁどんぐり型の小鉢と苔は無事だったので、折れたキンカク菌をそっと苔にさしてそのまま育てるわ。苔って暑さに弱いのか(オーストラリアは夏に向かってます)このところ、以前のような元気に生きてます!パワーがなくなってきたのも気になるけど。

オーダーはいりました〜初めての小鳥等身大をフェルトでつくる。

どこからともなく『ワキワキやで』って声が。

ワキワキとは鳥がよく羽をぐっと後ろにそらせて胸を広げるみたいにすることで、むかし兄ちゃんが人間が10人以上はいれるような鳩小屋を大工さんにつくってもらって、いっぱい鳩を飼っていたのでそんなポーズや片一方の羽をさーっとひろげてたぶん片足ものばしてる?みたいなストレッチもよくやってるのみてた。『ワキワキやで』の意味は、鳥をつくるなら羽はちゃんと動かなあかん、ということらしいので羽は拡がりはしないけど、針金はいってるのでワキワキはできる!

born
これは、からすの嘴の時の写真。みっしゅが寝てる上に乗せさせてもらいました。

創ってる途中で、足の位置が後ろすぎるやんってわかって、それは最初の針金の骨組みの時点で固定されるので、もう一匹創ったけどなぜかおんなじでやっぱり最初の方が全体のバランスが完璧、ここらへんも不思議なとこ。計算してやってるのでないけど、ぴったりできることがある。嘴も最初はからすみたいだったけど、なんかちがうなぁとオウム風カーブでつくりなおした。羊毛売ってるお店の人に羽の感じってどうすればいいかなぁとか聞いて、シルクシフォンに羊毛のせて、生地つくって羽つくったり、ちょっと没頭した小鳥制作でした。ワキワキ

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