叔母とメキシコの骸骨まつり

小学生のとき近所に粋な着物着た叔母が住んでて妹と一緒に訪ねて行って編み物をとかを教えてもらっていた、その時おばちゃんには大学生の息子が一人いるだけで女の子はいないのでわたしたちはおばちゃんには可愛がってもらってたなぁ。

おばちゃんとこにいくと美味しいお菓子や綺麗なレース糸や毛糸がいっぱいあって、ガーゼのハンカチの周りにレース糸を編んだり、生絽(きろ)という夏用の着物の生地に刺繍していく絽ざしとかも教えてもらってた。おばちゃんは私たちの服とかも編み物と洋裁でお揃いでつくってくれたり、すごい難しそうなレース編みのポーチとかいろいろもらったなぁ。

そのおばちゃんが16日に94歳で亡くなったとお知らせがあって、とよもはシッターさきでひとりおばちゃんのこと考えてた。その日の夕方から友達の家でみんなで料理してご馳走食べる会してて、その時もっていったワインの空ビンを後で見てみたら、メキシコの骸骨まつり(メキシコのお盆みたいなもので死者をとむらう祭り)の絵が書いてあるワインで、ラベルには骸骨がギター弾いてるかわいい絵がかいてあってその横にTake me to the graveと書いてあった。

おばちゃんは大阪で小料理屋したあと、会員制のバーを経営してたときがあって、お酒はきっとすきやったとおもうから、そのワインはおばちゃんのためにちゃんとセレクトさせれててんな、すごいなぁ。。

そのあと、妹がおばちゃんに抱かれたとよものお宮参りの写真おくってくれた。おばちゃんはおかんのお姉さんでふたりともよく似て美人。

手芸の楽しさと好きなように凛と生きて行くことを教えてくれた憧れのおばちゃん、ありがとう。

miyamairi

“叔母とメキシコの骸骨まつり” への2件の返信

  1. そやそや、ゴンチャロフのお菓子とかシュガーボンボンなんて超おしゃれなお菓子も食べさせてもらったなぁ。

  2. シュガーボンボン、パステルカラーに粉砂糖、食べたら薄い氷みたいにシャリシャリとけて、すぐにしゅわっちとシロップが。。外国のお菓子よな。。

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