ほんまにそれでええんか?

とよものペットシッターレポートは毎日のご飯の食べた量とウンチの回数や下痢、嘔吐などを表にしてつけてる。犬の場合は散歩の回数とかも。それはかえってきた飼い主さんが安心できるように書いてた。

前回のはじめてシッターしたところに2回目に行った時に、あのレポートはもう描かなくていいからね!ウンチの回数とか!!あなたはここでリラックスしてくれるのが一番大切と、オージのパワフルばあちゃんに3回くらい念押しされた。。。

これもオーストラリア的な考え方、仕事より自分の人生エンジョイせなっていうことと、日本人的な何事もきっちり頑張るのが人生の成功の秘訣、石の上にも3年みたいな考え方の違い。

レポートはまだまだ日本人的考え方をもってるとよもが、こんだけキッチリ仕事してまっせー的なことをお客様に見せるためとそんな自分の仕事が素晴らしいとおもう自己満足的要素もあるある。

ということで、今回からレポートは無しにした。あらかじめ聞いて必要という人には書くけどね。

ストレスとなにかへのアレルギーが原因でひどい皮膚病猫のシッターの時もそういえば、あなたが猫のことでストレスになったら猫がまたそれを吸収してしまうからリラックスして。って言われそれはかなりとよもにとってはえっ!こんなにわたし頑張ってるのにそんなむちゃな!!?とおもった。

でも、ほんまに自分が心配してもどうにもならない、ほんとストレスパワーを他に振りまくだけ。治療は獣医に任せるしかない。余計なことに自分のパワーつかわない。

なのでもう、すべてはなるようになる。起こってくることはすべて自分になにかを教えるための修行みたいなことと考えるとええんかもね。

ということで、とよもは今までのいいシッターを生きる(それは評価されるように考えて行動したり)のでなく、ほんとの自分を生きる。自分がしてることがほんまにそれでええんか?シッターはとよもの一つの仕事なので、ほんまの自分に集中シーズンみたい。

こころの小石

毎日は滞りなく流れてるけど、心に小石があるような、その小石があるだけで何についても悪い方向に心が動く。なんなんやろ、この小石はどっから来てなんのためにとよものこころにちょっこり佇んでるんやろ。

約一ヶ月の海辺のシッター先、そこでは、優しい大型犬プリンスと20歳の黒猫ジャグと一緒に暮らす。ジャグは家の中にはいって来るのはごはんのときだけで寒い日も庭の椅子に寝てる。そして今回途中から1歳の子犬フォモもここに来ることになり、このエネルギーの塊みたいなこのフォモは、ノーザンテリトリーから飛行機に乗ってシドニーまで来たらしい。

かっこいいジャグ20歳

ノーザンテリトリーにいるときフォモは、身体中にダニ?が寄生しててハゲハゲで弱っていたらしい。このままいたら弱い子犬はすぐに他の野犬に襲われるのでをみすてられず、ここの家のオーナーの娘が助けて獣医につれていき自宅シドニーまで連れ帰った。でも娘の仕事はノーザンテリトリーでアボリジニのために医療活動をすることなので、頻繁に家は留守になり、フォモは近所に住む両親の家に預けられるということになる。

今回はじめて犬2、猫1のシッターでフォモがきた次の日にことはおこった。

それは日曜日の午後、ちょい近所まで1時間くらい買い物に行って帰ってきたとき裏庭で猫の唸り声、慌てて裏庭へのドアを開けるとそこにはジャグが横たわってた。ジャグを抱えて猫ベッドに寝かせたけど、そのまま2時間くらいジャグは動かないでうううーっていう唸ってた。体をいろいろ調べてみたら後ろ足の爪が一本取れかかってそこから出血していた。

とりあえず近所に住んでる日本人の義理の娘さんに連絡してオーナーさんに連絡してもらった。オーナさんは一日バスルームで保護してそのつぎには庭に出してという指示だった。

その日は自分のベッドルームにジャグのベッドを持ってきて寝かせた。夜中にジャグがとよものベッドの上に飛び乗り布団の中に入ってこようとする、でもジャグは長年ブラッシもしてもらってなく毛はトレッドみたいになって固まっててなんだか臭うし、さすがに布団のなかにはいれてやれなかった。けど布団の上で夜中に何回もねがえりをうっては気持ちよさそうに体を伸ばして寝てた。

翌日になってもジャグは寝たままでしかごはんをたべないし、、歩けるけどまだまだゆらゆらしてるし外に出すのは危険と思いそれから4日間はバスルームで毛づくろいをしてやったりしてすごした。毛の塊を櫛でほぐすとそこはフケだらけ。。。4日めにはジャグはご飯のときに立ち上がって食べるようになってて、とれた爪のところも自然に治ってきてた。

その日3時頃にジャグを庭のいつも寝てた椅子の上につれていった。銅像のように微動だにしないジャグ。

犬たちと庭で遊んで、ふとジャグのをみると塀の上にいた。それから塀伝いに玄関の方に行き道路の溝から下水管に入ろうとしてたのでジャグ!と呼んで近づいたら、ジャグは逃げるようにささっと溝から下水管に入っていった。

それから2日今日もジャグは帰ってこない。

ただひとつ、玄関においてたご飯がへってたので、夜中に食べに来ているのかも。でも他の猫も徘徊してるので誰かがジャグのご飯を食べたのかもしれない。

 

外が好きだというジャグはきっと、プリンスが来ていつも家のなかにいるので外で暮らすように決めたんだと思う。でも一晩だけベットルームに入れたときなでると顔を摺り寄せてきてあまえてたから、本当はみんなのそばで甘えたかったのかも。

ほんとうはあたたかいところで寝たいけど、そこにはもう犬がいるから、自分はどんなに寒くても外のちいさな椅子のクッションで寝るジャグがなんだかすごい悲しく思えるのはとよもの勝手な想像なんかなぁ。

こころのなかにある小石は愛されていないとおもう悲しいこころ。そうおもってすねてしまうこころ。そんな自分を俯瞰でみれるように成長させるための飛び石。

地球に産まれてなんかのめぐりあいで出会い今回のような経験をすることも、おおきな愛の意味をかんがえることなのかも。

 

下の写真2枚はちいさなフォトグラファーことりの作品、とよもが撮るジャグとプリンスとはぜんぜん違う表情で、愛に溢れてる。。。

photo by kotori ujita
photo by kotori ujita

ぶろぐ書き終わって犬たちを庭に出し、玄関の花に水をあげようとドアを開けたらそこにはジャグが!!かえってきたーーーーー

うれしい!!

犬の視線から学ぶ自分との向き合い方

誰かとちゃんと向かい合うことはいままでできていなかった。今日植本一子さんマヒトゥ・ザ・ピーポーの対談をよんでて、

誰かと向き合うことが自分にできるわけがないって境地に至ったんですよ

という文章読んだ時、人と向かい合うのは自分と向かい合うことや、ってわかった。それができたら、もう誰とでも向かい合える気がする。

いつも人がどう思うか考えながら自分の言語行動を決めて、嫌われないように気をつけながら暮らしてきた。笑えるけど、今回犬シッター2匹でご飯を食べる時2匹からの視線がすごい強力で、おもわず食べてるものをあげてしまうともうきりがないループにハマることを学び。

強力な知らん顔の練習中。

知らん顔の練習、これが人に左右されない自分というものを持つ第一歩。とよも的には大発見。欲しがる犬にごはんをわけるのが優しい人ではないねん。

広い海に波がざばざばよせてはひく。それで空気もいっしょにぐぅわーってうごいてるから人の気持ちのうじうじを一瞬でクリーンにしてくれる。海はすごいな。

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ほんまの自分に戻る?

多分、あれっ、この世の仕組みって誰かさんにびっしり操作されてたんやっーてそんなことなんとなくわかるようになったのは、スライブという動画をyoutubeでみてから。この映画は長くてややこしい話(人によってどこがかは違うとおもうけど)もあるからいやとおもうところは飛ばしてみたほうがいいと思う。

それで、つい最近

フェイスブックで友達が載せてた、神との対話という映画をyoutubeでみたらそのつぎに著者インタビューがあった。それは映画よりなんだかひきこまれた。

スライブが地球上の人類のごく一部の権力者がつくった権力者のための仕組みの解説

ニール・ドナルド・ウオルッシュとの対話が宗教という名前でわたしたちの心に作られた仕組みの解説

なんだか、いまからはそういういままでぎっしり信じてたことをぜんぶなくして、本当は自分はどうしたいのか?自分は何が幸せなのか?みたいな基本的なことをいままで刷り込まれた考えでなく、一から自分自身で判断していくべきときにきているのかも。

とよもがオーストラリアに来て最近わかった事実。こっちのこどもたちは、誰かに遊ぼうと言われても、いまはあなたと遊びたくないとか言うし、そう言われた子もあっそうなんやって感じらしい。日本ではあそびたくなくても、うんあそぼうとかいうてしまうし。ことわられたら、きらわれてるや!わたしとか考えてしまう。

つまりオーストラリアでは誰が自分のことどう思っているかとかいう考えが少ないみたい。

これがあるためにいつも不安で、良い子を演じてみたり、傷付いたとかおもってしまうから、捨てたほうがええよね。

ニール・ドナルド・ウオルッシュの対話した神によると、神はわたしたちにもれなくついてくる、というかわたしたち一人一人が神ともいえるみたいな。

ニールがいうてた友達とは、お互いに許容し合える同士。ながくつきあえば相手の嫌なところも出てくる、けど自分もそうやからみんな含めて許しあえるのが友達らしい!。実際そいいう許容する気持ちができてくると嫌だと思うとこもだんだん気にならなくなってくる(あたりまえか)。。。自分も他人も。

さて、先週から海辺でいぬねこまみれ。

寒い冬に海に飛び込んでいくプリンスくん。
20歳越えのジャグじい。いまでも塀に飛び乗って散歩に行くで。

ジャグのフケで固まった毛(茶色いとこひっぱるとごっそり毛がぬける)をほぐしていくのがとよものたのしみ。

いま見つけた本、僕たちが選ばなかったことを選びなおすために