とよものシッターキャリアで最長6週間の仕事が今週金曜日で終わるよ。
お客様はリタイアした仲良し夫婦と暮らす、優しい男プリンスとすごいテンションの高い女子FOMO(The fear of missing outという意味らしい。。)は名前の通り私私といつもぐいぐいとよもに迫ってくるし、散歩してると他の犬にウウッーーとか言うし、友達が来ると噛む!のですごい大変。。。お二方ともダーウィンに住むここの夫婦の子供(と言ってももう結婚してる)がさまよってた野良犬を保護して、ここに連れてきたそうだ。
多分その前に仲良し夫婦は愛犬を亡くしていたから州をまたいでまも届けに来たのかも。プリンスが先に来てその数年後にまたもやFOMOも連れてきたらしい。
優しい男プリンスは本当に優しく人間のほとんどの言葉は理解できて、ちょっとそれはないで!という時に特別なコブシをきかせて、ブツブツ文句も言う、、、それを聞くと悪いけどすごい笑える!
FOMOはもうやりたい放題!叱ると、なんでやねん!と言いなが辞めるけど、そのあとこっちを睨むFOMOの瞳に炎が見えて、その度とよもはなんだかなんとも言えない気分になる。
お二方とも一人で生きる厳しさを淡々とやり抜いてきた。当たり前やけど野良犬生活を同じように送ってても、性格全然違うのでやっぱりもって生まれたものがあって、どんな状況でもそれはずっとあるということは人間と同じ。
今回このお二方と長期にわたって生活して、いろんなことにすぐ対応して反応するお二方に翻弄されながら、ああこれが今を生きるということかぁ、ってなんとなく感じた。特にFOMOは自分に素直で止められないパワーがすごすぎて大変やけど、その純粋さに我が心が揺さぶられる。
無意識は観念や情念の沈殿物であると、今読んでる本(ブーバに学ぶ、斎藤啓一)に書いでた。勝手にふんわり浮かんでくる考えが無意識の元になるんや。。。ということは無意識って産まれたてのなんにも経験がない時にはないのかなぁ。。。意識が生まれるのは生後6ヶ月以降とかどっかで読んだような、とすると生まれたての赤ちゃんの無意識は何?無意識がない意識??過去生の沈殿物?うーん。。。
FOMOって天然でそれはなんとなくすごい自由で素敵にも見える。
ここは私の場所!としたいところには布団の上でもおしっこしてマーキングやったるで!最初はびっくりして怒るとよも(掃除とかのこともあるし)でも、しょうがないよな、犬なんやし。。。
ということで、違う考えも受け入れるように体験レッスン超厳しいとよもの先生FOMO。
ロッテンマイヤーがやる嫌味な言葉や態度も、これからロッテンマイヤーの顔にFOMOのお面をかぶせる想像したら笑ってすませられるかもなぁ。。。
何で?写真を撮るとFOMOはなんとなく、よいこふう?